歯牙移植とは?
歯牙移植とは、親知らずなどの噛み合わせに不必要な歯を、抜歯した部分へ移植するという治療法です。
数ヶ月移植した歯を安静にすることで、骨と根にしっかりと結合し、再び他の歯と同様にしっかりと噛むことができるようになります。
適用条件はございますが、生体にやさしい、保険適用の治療です。
身体にやさしい
抜歯後の治療法
歯の状態が悪く、抜歯しなければならない場合、
噛み合わせをどのような方法で治すかを決めなければなりません。
噛み合わせを作る方法は3通りあります。
保険治療の場合は「ブリッジ」か「入れ歯」、保険外治療の場合は「インプラント」です。
やまて歯科では第4の方法として、「歯牙移植」という治療方法をおこなっています。
歯牙移植とは、親知らずなどの噛み合わせに不必要な歯を、抜歯した部分へ移植するという治療法です。
数ヶ月移植した歯を安静にすることで、骨と根にしっかりと結合し、再び他の歯と同様にしっかりと噛むことができるようになります。
適用条件はございますが、生体にやさしい、保険適用の治療です。
長所 | ・自分の歯を用いるので生体に安全 ・保険治療で行えるので比較的安価 ・自分の歯と同じように噛める ・清掃性がよい |
短所 | ・適用条件が限られる(※1) ・治療期間がかかる |
長所 | ・保険治療で行えるので比較的安価 ・治療期間が短い ・固定式の為、違和感が少ない |
短所 | ・隣の歯を削らないといけない ・隣の歯にかかる負担が大きい ・清掃性が悪い ・奥歯の場合、銀歯になってしまう |
長所 | ・保険治療で行えるので比較的安価 ・隣の歯を大きく削る必要が少ない |
短所 | ・周りの歯にかかる負担が大きい ・自分の歯のように噛む力がない ・入れ歯の隙間にモノがたまりやすい ・見た目が不自然になりやすい ・毎回つけ外しをしなければならない |
長所 | ・自分の歯と同じように噛める ・骨と歯がしっかり結合するため違和感が少ない ・隣の歯に負担がかからないため、周囲の歯が長持ちする ・清掃性がよい |
短所 | ・保険外治療のため、費用がかかる ・治療期間がかかる |
※1 歯牙移植の主な適応条件
・移植歯が存在し、健康な状態であること
・移植歯の歯根の形態が単純であること
・口腔内の歯が歯周病でないこと
・移植予定の部分の歯槽骨(しそうこつ)が、移植歯を受け入れるのに十分な幅や高さを有すること
・患者様自身が歯磨きをしっかりおこない、治療に協力的であること
CASE1
保存できない奥歯へ、埋まっている親知らずを移植したケースです。
●治療担当:鈴木
BEFORE
7番は深い虫歯です。
7番を抜歯し、同時に、8番の親知らずを7番の部分へ歯牙移植します。
AFTER
移植した8番は機能的にも審美的にも改善しました。
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